アンプボードの作成(2)
01.10.28
今までのアンプボードは、アンプ部の前半分しかボードに載っていませんでした。アンプは助手席の下にセッティングしていますが、床が平面ではないため椅子の後側の高さに制限があり、アンプ全体を15mmの板に載せると椅子の下と干渉してしまうため、このような構造にしていました。今回はアンプの後半分の板厚を5.5mmにして全体が載るように再作成しました。写真の色の濃い部分の板が15mm厚、白い部分が5.5mm厚の板です。また、ボードには前作と同様にスピーカーコード用の直径18mmの穴2ヶ所とラインケーブル用の長穴を開けてあります。
01.10.28
こちらは、アンプボードの裏側です。15mmと5.5mmのボードの継ぎ合わせは、15mmのMDF板を9.5mm幅で切ったもの(写真の段差の部分)を利用し、それぞれのボードに木ねじと木工ボンド使い固定しています。ネットワークとアンプの前方向は4mmの鬼目ナットを打ち込んでM4のビスで固定、アンプの後ろ側は、6mmの穴を開けアンプ側にある既存のM4のビス穴を利用して固定します。
01.10.28
仕上げに黒のレザーを貼って完成です。レザー貼りには、いつもと同様、缶入りのコニシボンドのG17を使用しています。ボンドは板側とレザー側に塗布しますが、この際、刷毛ではなく使い古しの歯ブラシを使用しました。刷毛を使用した場合、毛足が柔らかいので、ボンドをラッカーうすめ液等でうすめないとうまく塗れませんが、歯ブラシは毛足が強いので原液のままで均一な塗布が可能です。また、ボンドをうすめずに使用するので接着強度が弱くなる等の弊害も生じません。使用後の処理も楽で、刷毛の場合、再利用するには多量のうすめ液で洗う必要があり廃液の処理も大変ですが、使い古しの歯ブラシであれば再利用を考えなくて済むため、作業的、品質的、コスト的にメリットがあると言えます。
旧アンプボード
01.05.26
アンプボードの作成を開始しました。写真の様に手前にネットワーク、奥にアンプという前作と同じ構成ですが、アンプに対しては約半分が載る大きさしかありません。これは、助手席下の高さ制限のため、アンプ全体をボードに載せると椅子下面と接触してしまうためです。今までは、アンプボードを椅子のフレームパイプに固定していましたが、今回は床に固定し、アンプの後ろ半分は直接床に載る様にします。
01.05.27
スピーカーケーブルとラインケーブルを接続して仮設置した状態です。ボードに配線用穴を設けたので前作と比較してだいぶすっきりしました。
取付
01.05.27
助手席下は以前取り付けた黄矢印のパイプを削除し、黄緑矢印の既存金具も右の写真の様に上の既存穴へ移動し取り付けました。また、温風の吹出し口は、アンプに悪影響を与える恐れがあるため、ガムテープで塞ぎました。
01.05.27
アンプボードを設置したところです。今のところ特に固定はしておらず、手前の足とボードの後端が床に接触する形で置いてあります。ボード位置が低くなり、座席のスライドレバーとネットワークが干渉しないため、ドア側への出っ張りがなくなりました。

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