高域補正回路

04.03.03
上のグラフは、ネットワークに追加した高域補正回路の特性の計算値です。周波数特性測定グラフにおいてTRAVIQのものは高域補正ありで、CAPAのは補正なしですが、前者の方が20kHzで4dBと少し上昇しており、ほぼ計算通りの特性が得られていることが分かります。この高域補正回路を追加した音は、瑞々しさが一段と増し、音の硬さが取れ、余韻も豊かになりとても良い感じです。実験で手持ちのSOLENのコンデンサー6.8uF,10uF,15uFを直列(合成容量は3.2uF)にした時は、中域に粗さがありましたが、ASCの3.3uFに変更後は、粗さ等の欠点が感じられなくなりました。
記号 メーカー/部品名 定数
S ATICS/銅箔コイル 0.33mH/12AWG
Rw LYNK/無誘導巻線抵抗器 3.9Ω/10W
Cw SOLEN/コンデンサー 22uF/630VDC
C ASC/コンデンサー 10uF/200VDC
C1 ASC/コンデンサー 3.3uF/400VDC
R1 LYNK/無誘導巻線抵抗器 3.9Ω/10W
R2 DALE/メタルクラッド抵抗器 6Ω/25W
R3 DALE/メタルクラッド抵抗器 10Ω/25W
C1とR1で高域補正回路を構成しています。
黄色の矢印で示した部品が今回追加したASCコンデンサーです。
04.03.16 
高域のレンジ感の不足はミッド側の問題であることが判明し、ミッドのグリルの穴のない部分の吸音処理により、上記対策は不要となりました。やはり、ミッドが問題なく鳴っていれば、余計な回路は無いほうが自然な感じがします。(^^;;

TRAVIQ TOPへ戻る

カーオーディオTOPへ戻る

HOMEへ戻る

inserted by FC2 system